高校生の14日間
息子は部活動が学生生活のメインだったので長期の留学は念頭になく、帰国後3日目に部活の大会に出かけていきました。
夏休み中の3週間、短期留学でしたが “一人で日本の外に出る” という経験は彼にとって大きな意味を持ったと思います。
大学では1年以上の交換留学に応募するようです。
トビタテやAIGでなくても、親御さんの勤めている企業内で留学を支援していたり(子弟限定)、県や市独自の取り組みを行っている所も多数あります。留学をお考えの方はぜひ一度、HPを覗いてみてください。※動き出すのはもう少しコロナが束後した後になると思いますが、、
あと、トビタテの応募状況ですが、“地方” の “男子” が少ないようです。
“都会” の “女子” は積極的に海外に出る傾向ということでしょうか。
実際、二次の面接会場の控室は息子以外全員女子だったそうです。
ある公立高校のトビタテ生の話
トビタテにはエバンジェリスト活動というミッションがあるのですが、うちの息子はやっていません。
帰国後、高校の集会でトビタテや留学について発表する機会を設けてほしいと高校の先生に申し出たそうなのですが「あームリ」と一蹴されました。
高校によっては(特に私立)校長先生が全校集会でお話されたり表彰されたりするところまであるようですが「時間ないから」等と言って何度も断られ、そのままコロナ禍に突入したという感じです。
このトビタテの窓口係の先生は、カタチだけのトビタテ説明会というのをやった方で
説明書を読上げて渡す係のような認識だと思います。
応募書類を持って行った時も
「みんな色々書いてきてたけどね(落ちてた)」とムダなのにモード全開で
息子が一次、二次を通過してこの高校で初めて採用者が出たというのにやはり無表情だったようです。
厳密に言うと昨年暮れ、その読上げ説明会の当日に呼ばれて
数人の生徒の前でトビタテの説明をさせられたのがエバンジェリスト活動をさせてもらったという事になるのでしょうか?
いろいろ思うところはあるのですが
息子自身が今後頑張っていく姿を見せる事が
エバンジェリスト活動になってくれたらと思っています。
中高生の留学
2年前の今頃、次男はトビタテに応募する事を決めました。
決めました、というのは他にも応募したいスカラシップ情報があったからです。
良い時代でしたね、、、もはや時代という言葉がしっくりきます。
「AIG高校生外交官プログラム」や「トビタテ!留学JAPAN」はもとより
中高生対象の留学奨学金情報がいくつかありました。
毎日ネットを検索すると以前はなかった、新しい募集告知があったりして
これからどんどんこのような取り組みが増えていくのだろうなぁと思っていました。
ただ、それはうちがアンテナを張っていたからで
地元で募集している高校生スカラシップ留学(これが一番合格しやすそう^^)の事を知っている人も少なかったですし
保護者会の日にトビタテの採用通知の事を知らされて
一緒にいたお母さんに
「トビタテ受かってた!」と喜んで言ったら
「飛び出せ?」と笑顔で返されましたし。
彼女は中学校の先生をしているのですが
トビタテの事を知りませんでした。
高校生の留学奨学金情報
AIG高校生外交官プログラム
【渡米プログラム】2021年7月13日(火)~8月3日(火)予定
★日本の高校生を米国に派遣します。40名募集。
【日本プログラム】2021年7月22日(木)~8月3日(火)予定
★研修センターで米国高校生との共同生活をします。20名募集。
トビタテ!留学JAPAN
【大学生コース】第14期派遣留学生400名
【高校生コース】第7期800名募集!
★★★留学プランを自分で設計します。
14日間~最長1年間※高校生コース
トビタテ!!
2020年4月17日、トビタテ(大学生13期、高校生6期)の採用手続き中止のおしらせがHPに掲載されました。
トビタテ!留学JAPANは2014年から実施されている海外留学支援制度です。
昨年、次男は高校生コース5期生としてアカデミック・ショートプログラムに採用され、アメリカに短期留学させていただきました。
高校生が一人で飛行機に乗り、海外留学をする。
多分、一生忘れられない宝物として記憶に残る事と思います。
大量の書類と綿密な面接対策を経て、採用通知をいただいた時は本当に嬉しかったです。
だからこそ、今年のトビタテ6期生の選考が面接直前で中止になり、しいては他の多くの留学希望者が涙をのんだ状況は他人事ではありませんでした。
※3月に予定されていた面接が直前で中止になり、書類のみで選考を進めるという告知のあとに採用自体中止という流れでした。
もともと、トビタテはオリンピックイヤーの2020年で一旦終了といわれていましたが延長、もしくは他の形で留学支援策を打ち出すという情報も出ています。
志を抱き翼を磨いてきた子ども達に再びチャンスが訪れることを願わずにはいられません。
トビタテの選考では情熱、好奇心、独自性等が重視され、語学力は不問という事になっています。
ただ、アンバサダー活動や自主活動は語学力があった方が活動の幅が広がると思うのです。
実際、自主活動で現地企業の取材インタビューという企画をたてても語学力が伴わず現地の日本人ビジネスマンの恩情で通訳してもらっていたという話も聞きました。
その苦い経験が後に生きてくるのかもしれませんが、、。
そういう意味でも留学は子ども達の成長に大きな役割を持つのだと思います。